妊娠の旅路を通して



妻です。

久しぶりにブログを書きます。前回夫が「家族」について書いてくれました。今回わたしは「妊娠」について書きたいと思います。


いま現在、わたしは妊娠10ヶ月です。臨月に入っていて、いつ産まれてもいい状態です。今日は妊娠のプロセスの中で私が感じたこと、そして今回この大役を通して経験したことを、少しまとめて残しておくために今回記事を書きます。


わたしたちのもとに小さな命が与えられたのは、去年の10月。それまでは不妊治療が年々増えている事実に、わたしも人ごととは思えず、「私は妊娠することができるのか」と不安に思うことがありました。与えられるタイミングは本当に神様だけがご存知です。なので夫婦ともにたくさん祈りました。そして神様の意志とタイミングで小さな命が与えられました。


妊娠がわかった時、心から愛する人との子どもを授かることができたという事実が、わたしにとって今までに感じたことのない喜びと感動でした。夫に伝えた時のvideoを残しているので、よければ観てください。


「妊娠」とは神様が与えられる、女性にしかできない素晴らしい体験です。


エペソ人1:4
”すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前からキリストのうちに選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。”


とあるように、神様は生まれてくる前からわたしたちの子どものことを知っていて、いつ生まれるのか、名前やどんな人生を歩むのかもご存知です。わたしはそれを本当に素晴らしいことだなと思います。母親としてこの大役を担うことができることにも感謝です。


いまこの現代、テクノロジーが発展して人工知能を持ったロボットや人間のクローンが可能になっていっている一方で、ヒトの身体の中でもう一人の人間が造られ、神様の完璧なタイミングで外の世界に誕生するという、当たり前になってしまっている事実にもう一度目を向けたいのです。


神様は男と女の間から、新しいいのちが造られるように人間をデザインされました。そのいのちは本当に小さい豆のような大きさから始まりますが、そのときから一生懸命に動き始めます。

1ヶ月をこえると、小さな心臓が少しずつ動き出し
2ヶ月をこえると、息をするために喉や呼吸器がつくられ、
3ヶ月をこえると、少しづつヒトの形を帯びていきます。
4ヶ月をこえると、手足が形成され、指紋、指を吸う力や光を感じることができるようになり、
5ヶ月をこえると、お腹の中での動きが外からでも感じられるようになり、
6ヶ月をこえると、匂い、見ること、感じること、聞こえることができるようになり、
7ヶ月をこえると、髪が生え、寝たり、起きたりするようになり、
8ヶ月をこえると、筋肉も増え、どんどん体重が増えるようになり、
9ヶ月をこえると、内臓系が全て完成し、
そして10ヶ月で、ついにこの世界に誕生します。


創造主、つまりすべての「デザイナー」である神様なしでは、こんなにも複雑で完璧なことが成し遂げられるとは思えません。神様は素晴らしく、善良さで満ちた方です。この複雑なプロセスを自分で体験し、知ることで、わたしは偉大な神様への感謝の気持ちをたくさん感じました。


はじめて妊娠して迎えた去年のクリスマス。イエスの母であるマリアの気持ちをいつもとは違った角度から感じることもできました。マリアは妊娠してからつわりやホルモンのバランスの変化などがあっただけでなく、身ごもっている子どもが選ばれた者であり、神であり、彼女の国の人たちが待ち望んでいた救い主でもあるという現実に、ものすごく大きな責任を感じていたと思います。


いまの時代のわたしたちは妊娠したら出産に向けて骨盤がグラグラになったり、危険でもあるので自転車には乗りません。臨月に入った後、骨盤ベルトもなしに人口調査のためにロバに乗って112キロ以上の長旅をしたマリアは、本当につらかったと思います。


わたしたちには安全に守られている病院があって、毎回ベビーの顔を4Dで見れるけど、マリアの時代にはそんなものまったくないし、馬小屋で赤ちゃんを生んで、壮絶なお産だっただろうな、夫のヨセフは気絶しなかったんだろうか、そんなことを考えながら何度も読んだことのあるクリスマスの奇跡のお話に、たくさん想像をふくらませました。


ここまでのわたしの旅路にも、もちろん試練がありました。


最近の話ですが、検診で赤ちゃんの成長が平均より少し遅く、身体が小さく、羊水も少ないことがわかり、最悪子宮の中で成長が止まっていたら、帝王切開になるかもしれない、と医者に言われました。わたしはそれまで本当に何もなく、元気で守られていたので神様感謝ー!!!と言っていましたが、医者にそう言われた時は母体としての責任、何ができるのか、これからどうなるのかと不安なことで頭がいっぱいになりました。


その日の帰りに夫に検診の報告をして、彼が言ってくれた言葉に涙しました。


「サリーに問題があるわけじゃないから、落ち込んだり不安になったりしないようにしようね。これも神さまの完璧なタイミングで与えられている試練だろうし、この機会にさらに神さまへの信仰を強めよう。どんなかたちでベビーが生まれてきても、神さまは素晴らしい。」


”たとえ私たちが望まない形で生まれてきても、神様は素晴らしい。”


わたしが忘れかけていたことでした。すべてがうまく行っていて、納得できる結果がそこにあると、神様は素晴らしい。そうではなく、どんなことがあっても神様は変わらず素晴らしい御方なんだと。愛してくれていて、見放さずに、ずっとそばにいてくださる方なのだと。


もう一度目が開かれた瞬間でした。そこから神様との時間をたくさん過ごし、聖書を通して神様のことばがたくさん与えられました。


たくさんの人に連絡をして、祈ってもらいました。みんな自分のことのように祈ってくれました。そして面白くて不思議なことに、その検診の次の日から、ベビーが本当に活発に動くようになりました。まるで「ママ、大丈夫だよ。元気にしてるからね」とお腹の中からわたしに一生懸命に語りかけてくれているようでした。


自分でどうにかしようとするのをやめ、心配することよりも偉大な神様の力をただ信じることを選びました。すると3日後の検診で、赤ちゃんが元気にしていること、羊水も問題がないことがわかりました。神様はわたしのすべての不安を取り除いてくださいました。身がすり減りそうになるほどの不安の中でも、神様は「ただ信じなさい」と教えてくれました。すべては本当に神様とわたしたちの関係なんだと、再確認できた経験でした。


まだ生まれるまでもう少し時間がありそうですが、毎日のようにマッサージをオファーしてくれる愛にあふれた旦那と、いましばらくは残された二人だけの夫婦の時間をしっかりと楽しんでいこうと思います。


みなさんもお祈りしてくれると、うれしいです。


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